コンピューターとインターネットの歴史は、標準化と独占が繰り返されてきました。
Web3.0は標準化への動きの1つであり、企業や人に大きなチャンスをもたらします。
PCが誕生する以前は大型コンピューターの世界でした。巨大で超高額なものでした。それをお金のある大企業のみが使っていました。
PCによって個人もコンピューターを使えるようになりました。
PC時代になって今度は、ソフトウェアとCPUの独占が進みました。私が勤めていた30年前のマイクロソフトは楽しいやりがいのある会社でしたが、表計算とワープロをここまで独占することが社会のためになっているかは現時点では疑問があります。
インターネット時代になって、ネットワークの標準プロトコル上でコミュニケーションやビジネスができるようにはなりました。ただし、そのインフラの多くはGAMAMを始めとした一部の企業に独占または寡占されるようになりました。
その弊害の一例として、トランプがアメリカ現役大統領で会った時ですら、企業の判断でアカウントを削除してネット上での活動を停止させたことがあります。
それは標準プロトコルの上に各独占企業が自社固有のアプリケーションとしてサービスをを提供しているからできることです。
自分のユーザーアカウントが削除されたら、もうその会社のサービスにログインできません。それが独占的なサービスならネット上で自分の存在が削除されてしまいます。
web3.0では今までのログインに該当するのは、自分の所有するウォレット(電子財布)をweb3.0サービスサイトと接続することです。 したがって、自分のデータ(トークン、暗号資産、NFT、個人データ)を自分のウォレットに保有したまま、コントロールする権利は自分が持ったまま、インターネットのサービスを使うことができます。
それにより、また標準化への揺り戻しが起きて、インターネットでみんながもっと楽しく仕事や遊びをできる世界を作れます。
率直に言えば、組織になじまないけど、良い仕事はしている。良い製品は作っているけど下請けに甘んじていて十分な利益を上げられてない。そんな人や企業が世界を相手にビジネスをするチャンスを拡げることが出来る世界がきている。その知識を蓄積してお伝えしてその世界観を拡げることを目標として仕事をしています。