銀行ネット口座のポイント:キャシュレスへの個人的体験と考えの告白1

この記事では、私のキャッシュレスについての個人的な体験を告白することで、

その中で、興味をもってもらえるか、役に立つことあればと書かせてもらいます。

JIN株式会社の法人口座をネット銀行のみに

ネット銀行法人口座のメリット

JIN株式会社を私が引き継いで、刷新するときに思い切って、法人口座をネット銀行のみにしてみました。

最初からキャッシュレスでネットのみでの銀行との付き合いとした方が、効率的だと思ったからです。

私は、住信SBI銀行を使っていますが、法人口座の維持管理手数料はかかっていません。

また振込手数料も、都市銀行や地方銀行より安いです。振込手続きもPCから自宅からでもできるので、便利です。

今では当たり前のことですが、2008年の時点でそのようにしている会社はまだ少なく、これは早いうちに取り入れておいて良かったです。

確定申告も、マネーフォワードと銀行口座を連動させる等を早い時期から取り入れて効率化を測れました。

ネット銀行法人口座のデメリット

想定できてなかった、意外に面倒なデメリットがありました。

社会保険料、年金積立や健康保険料の支払いについて、”なんと” ネット銀行からの自動引落しができないのです。
現時点(2022年)何故かイオン銀行のみがネット銀行で社会保険料の自動引き落としが可能となっています。

これはかなり不便で、何とかならないかと長年思っているのですが、何ともなりません。

このために、普通の都市銀行での口座を作ろうかとも思ったのですが、そのために口座維持手数料がかかり、余計な手間も増えるとなると本末転倒となります。

こんな不便な状態がなぜ起きているかというと、そもそもですが、年金積立の支払いも、年金の給付もネット銀行でできるようなったら、現在の伝統的な金融機関の収益に悪影響があるため保護しているとしか思えないのです。私がそのくらいしか思いつかないだけかもしれませんが、日本の金融行政の不合理の一例になっています。それによる利便性でのデメリットがネット銀行のみを法人口座に使っているデメリットとなっています。

 

個人の銀行口座のキャッシュレス化体験は社員体験から

私は、コンサルティング先の会社の社員になることを要請されて、社員になったことが数回あります。期間限定の正社員という不思議な立場です。クライアント先からすると、そのほうがコンサルティングフィーを節約できると思われたのかもしれません。私は新しい体験をすることを喜ぶので、正社員体験をしてみました。

その時に給料の振込先として、その会社と付き合いのある銀行の支店に口座をネットも使える状態で用意することを命じられました。

その銀行は三菱UFJ銀行で、最大手の銀行なので、自宅から近い支店に既に個人口座がありました。ところが、その私を正社員にしたい会社の付き合いのある支店に別口座を作ることを命ぜられました。

個人で同一銀行に二つ口座を持つのは通常ないころとらしいのですが、以上の成り行きでつくることになり、ついでにネット口座も準備されました。

それでわかったのは、同一銀行内の複数の支店にある自分の口座間でのお金の振り込みは、全く同じコンピューターシステム上でただ数値のやり取りをしているだけだということです。当たり前といえば当たり前なのですが、それを自分で繰り返しお金のキャッチボールしてみるとお金がコンピューター上で完全に数値としか扱われてないことが、実感としてよくわかりました。

また、JIN株式会社から、自分の口座にお金を振り込んで、ネット上ですぐ確認すると今は、短時間、瞬時に、銀行をまたがってもお金のやり取りが反映されることがわかりました。まるで複数の銀行をまたがっても、一つの巨大なシステムとして一体化して動いているかのように感じられました。

お金がキャッシュレスとして扱われると完全にITシステムを相手にしているということが肌身に実感として感じられました。

”キャシュレスへの個人的体験と考えの告白2” に続く

 

 

 

 

 

 

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